空調サービスエンジニアはどのような仕事をしているの?

悩んでいる人
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転職しようかと思っていて、空調設備のサービスエンジニアの仕事が気になったんだけど…どんな仕事なんだろう。具体的な仕事内容、休日日数、給料を知りたい。

こんなお悩みを解決します。

本記事の信頼性

この記事は当ブログ管理人のビンゾウが執筆しています。空調サービスエンジニアの仕事を未経験資格なしから転職して約一年、独立して業務委託という形で仕事してます。この業界のベテランではないけど、空調サービスエンジニアに転職しようと興味を持った方々に近い目線で解説できるかと思います。

空調サービスエンジニアの仕事内容は?

簡単に言うと、エアコンを修理する仕事です。もうちょっと詳しく言うと、修理依頼のあったお客さんの所へ出向き、不具合の原因を調査して、故障した部品の交換や調整をして修理する仕事です。

一つの現場の仕事の流れを整理すると、

  1. 修理依頼が入る(エアコンが冷えないから見てほしい)
  2. 故障が想定される部品を持って訪問(おそらく○○の部品だろう)
  3. お客さんの話を聞く(どんな症状?いつから?)
  4. エアコンの点検(測定器等を使って故障診断)
  5. 原因特定、お客さんに説明(○○が壊れて冷えないんです)
  6. 不具合部品の交換(部品なければ後日訪問して交換する)
  7. 試運転(ちゃんと冷えるか確認)
  8. お客さんに確認してもらう(ちゃんと冷えるようになりました)
  9. 修理完了(サインをもらう)

大体こんな感じです。お客さんは一般宅もあればお店や会社等もあり、エアコンのあるところは全てお客さんとなる可能性があります。

空調サービスエンジニアの一日の流れは?

では、一日の流れを見てみましょう。

  1. 出社してスケジュール確認(どこの現場でどの部品が必要か)
  2. 部品積込み(倉庫から1日分の部品をピックアップ)
  3. 移動~現場訪問(点検・部品交換)…午前に2~3件ほど
  4. 昼食(各自適当にコンビニや外食をする)
  5. 移動~現場訪問(点検・部品交換)…午後に4~5件ほど
  6. 帰社してゴミ廃棄(現場で発生した壊れた部品等を廃棄)
  7. 帰宅

一日の流れはこんな感じです。自分の場合は業務委託でこの仕事を受けているので、出社時間は特に決まっていません。現場の訪問時間に合わせて7時過ぎに行く日もあれば余裕をもって9時頃に行く事もあります。

休憩時間も特に決まりはなく、仕事がぎゅうぎゅうに詰まっていれば休憩なしで移動中におにぎりだけ食べることもあれば、優雅に飲食店でランチをする事もあります。

帰宅時間も特に決まってません。訪問予定の現場があれば20時過ぎまで仕事していることもあれば、現場がなければ昼過ぎに帰る場合もあります。

空調サービスエンジニアの休日日数は?

これは季節によっても変わってくる感じです。特に繁忙期となる夏(7月~9月)はどのサービスエンジニアもほとんど休みなく働いているようです。とにかく夏で稼げるだけ稼いで、中間期と呼ばれる秋や春に長期休暇をとるって感じですかね。エンジニアによっては日曜日は必ず休みにしているって人もいるし、用事がある日には仕事をいれないように業務委託先に言って調整してもらったりします。

ちなみに、これはあくまでも業務委託で空調サービスエンジニアをしている場合の話であって、雇用契約で空調サービスエンジニアをしている場合は所属する会社のカレンダーがあると思うので、それに従っていると思います。

空調サービスエンジニアの給料は?

私の場合は業務委託なので、一つの作業が完了することに対して報酬が支払われます。なので、給料といった形で基本給とか残業代とかではありません。なので、やったらやった分だけ報酬が頂けると言うことになります。また、作業によっても単価が違ってきます。工場なんかに導入されている大型の空調設備は、空調サービスエンジニアとしての経験と相当の資格がないと修理することができない為、単価も高くなってきます。要するに、空調サービエンジニアとして経験をつむことによって修理できる空調設備の幅が増え、それに伴って収入も増えていくことになります。それを踏まえて大体の年商(年収ではありません)は以下の通り。

  • ベテランの空調サービスエンジニア…年商1000万円程度
  • 中堅の空調サービスエンジニア…年商800万円程度
  • 若手の空調サービスエンジニア…年商500万程度

ちなみに業務委託契約している会社で社員として空調サービスエンジニアしている方もたくさんいます。その人たちの詳しい給料事情はしりませんが、完全歩合制の給料の会社も結構あるようです。夏場の給料は100万越えてるんじゃないかな。

空調サービスエンジニアになるには…独立or転職?

空調サービスエンジニアといっても、私のように独立して業務委託契約で始める方法と、空調サービス会社に就職する方法があると思いますが、どちらも一長一短だと思います。独立して業務委託契約の方がやったらやった分だけ報酬がもらえるかもしれませんが、仕事がなかったらゼロです。その点、雇用契約だと給料なので、たとえ仕事がなくても給料は支払われます。完全歩合制をとっている会社を探すのもよいかもしれませんね。自分の置かれている状況をよく考えて選んでいただければよいかと思います。

独立や転職となると結構不安なもので、誰かに相談したくなると思います。そんな時は転職エージェントとよばれるサービスに登録するといいですよ。専門スタッフが転職活動のサポートをしてくれます。非公開求人を紹介してくれたり、企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整など内定までをトータルサポートしてくれますよ。

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